2010年02月04日

【健康】治らない「胃痛」 薬は症状に合わせて服用を(産経新聞)

 ■病気潜伏していることも

 ストレスや暴飲暴食で、すぐに痛くなったり重くなったりする胃。「よくあること」と市販の胃薬を飲んで済ませることも多いだろう。だが、同じ症状が長引いたり繰り返したりする場合、病気が隠れていることもある。胃薬には数種類のタイプがあり、症状に合ったものを確認して服用することも必要だ。(道丸摩耶)

 ◆誤った使用法

 都内の男性会社員(29)は昨年末、以前買った薬を飲んでも胃痛が改善されないため病院に行った。大事には至らなかったが、医師に「薬が合っていないのでは?」と指摘された。男性が飲んでいたのは、胃の働きを活発にして消化を助ける市販薬。しかし、実際の症状は胃酸が出過ぎることによる痛みが中心だった。「胃薬はみな同じだと思っていた。驚いた」と男性は話す。

 男性のように、薬局で手に入る胃薬は、誤った使用法に気が付かない例が多い。日本チェーンドラッグストア協会の小田兵馬副会長は「日ごろから自分の体に目を配り、おかしいことや疑問に感じたことがあれば、遠慮せずに聞いてみるべきだ」とアドバイスする。

 小田副会長によると、胃の痛みや不調には、(1)胃の動きが悪い(2)空腹でも胃液が出てしまう(3)胃壁が痛んでおり、胃に食べ物が入っただけで痛い−など、さまざまな要因が考えられる。要因によって薬は異なるが、薬剤師に「いつ痛むか?」などと尋ねられても、答えられない客もいるという。また、「痛いのは同じだから」と、以前買った薬をそのまま使い続ける例もある。

 「いつも同じ薬局で薬を買うとはかぎらない。普段飲んでいる市販薬も薬局によって置いていないこともある」と小田副会長。かかりつけの薬局や信頼できる薬剤師がいると安心だ。

 ◆「原因不明」注意

 市販薬で症状が抑まったからといって、安心するのはまだ早い。

 「飲み過ぎや食べ過ぎなど不調の誘因がはっきりしている場合は基本的には放っておいても大丈夫だが、原因が分からない場合は注意が必要だ」と話すのは、東京大学付属病院光学医療診療部の藤城光弘部長(39)だ。

 胃の病気でもっとも怖いのは胃がんだが、早期は自覚症状がほとんどない。症状が出るころには進行していることが多く、一刻も早い治療が必要となる。潰瘍(かいよう)や胃炎により痛むこともあり、これも治療が必要。さらに、吐き気がある場合は、ほかの病気が隠れているケースもある。

 「不調が軽度なら市販の胃薬でよいが、長く続いたり原因が分からない場合は内視鏡検査とヘリコバクター・ピロリ菌の検査を受けるといいでしょう」と藤城部長。「たかが胃の痛み」と軽視するのは危険だ。

                   ◇

【用語解説】ピロリ菌

 胃潰瘍、胃がん、胃炎など、あらゆる胃の病気に関係しているとされる細菌。長期間かけて、胃内で慢性炎症を起こし、がんや潰瘍をつくってしまうといわれている。幼少期にうつり、日本人の半数が持っているとされる。ただ、幼少期から衛生状態が良かった若い世代より、高齢世代に多くみられるという。血液や尿、便、呼気による検査のほか、内視鏡でも発見できる。

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posted by ヤスオカ ユキ at 19:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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